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今回の再発見
■■第25回:行田市 蓮の花寺巡り・カーオリエンテーリング
賑やかな講習会を思い描いて、息を切らして会場にたどり着くと、講師の先生の話に熱心に耳を傾ける参加者に圧倒された。三月十一日(火)の蓮の花寺巡り実行委員会は、多くのご僧侶の蓮栽培への熱意に溢れていた。 市内の三十を越えるお寺で蓮の花を鉢栽培して三年。いつのまにか行田の風物詩になった初夏の「蓮の花寺巡り」に向けて、今年もきれいな花蓮を境内に咲かせたいと、蓮根の育ち方から始まり、元気のよい蓮根の見分け方、伸びた蓮根から植え替えに適う蓮根の切り離し方(分根)など、行田市在住の木暮桂・照子両先生の熱心な説明に誰もが応える。「今まで、私どもが講習をして蓮を分根した場合に、蓮の種類がきちんとしているという特徴がある。ただ、蓮だということでなく、蓮の名前を名札につけて、色々なところに分根されていき、そこで育っていく。いつまでも種別がきちんとされていて、蓮の種類がちゃんと分かる。それをぜひ守っていただきたい」蓮を題材にした人形・造形作家である木暮照子先生の蓮への熱意がほとばしる瞬間でした。 蓮の花寺巡りも参加する「蓮の花めぐりカーオリエンテーリング」を、帝京大学教授の木暮桂先生の「埼玉県名発祥の地 行田市の蓮」(「蓮文化だより」(蓮文化研究会編))より抜粋・紹介します。
(平成十九年)七月七日に第三回「蓮の花めぐりカーオリエンテーリング」が開催された。毎年、行田商工会議所の協力を得て、宗派を超えた寺院の住職、芸術家、車の整備関係者などの実行委員会が主催したものである。走行タイム及び燃費を競うものではなく、市内近辺の地図上に指定された十五箇所のチェックポイントを捜し、クイズに答え、できるだけ短い距離で完走するゲーム性の高い観光めぐりである。交通規則を厳守し、安全運転への細やかな配慮がなされている。チェックポイントの中には、高大寺の市指定文化財「木造釈迦如来坐像」、県指定史跡「八幡山古墳」、国の有形登録文化財の「忠次郎蔵」などがあり、市の中心部から静かな田園風景、足袋蔵、寺院めぐりを楽しむことができる。 工藤市長の旗を合図に三十数台の車がスタートした。忍藩主松平家の菩提寺、天祥寺では、中国白蓮が清々しく咲き、まさに見頃であった。市外の参加者も多く、格式のある松平家代々のお墓に手をあわせ、歴史の繋がりを目の当たりにして、感慨深いものがあったようである。ポイントは、市内東西南北に分布して、走行距離は平均して六十キロメートルに及んだ。 嶺雲寺では、淡紅の原始蓮が典雅に咲き、住職が本堂にて交通安全を祈願し、お守りを授けてくださった。当日の模様は、ユニークな催しとしてNHK首都圏ネットワークにて放映され、蓮のまち行田市の名を一層高めた。
蓮の花寺巡りは古代蓮の頃から、第四回 蓮の花めぐりカーオリエンテーリングは七月五日(土)です。どちらも楽しみですね。
これまでの再発見
■■第25回:行田市 蓮の花寺巡り・カーオリエンテーリング(2008/3/8)
■■第24回:行田市 忍雅楽(2008/3/8)
■■第23回:行田市 埼玉県立進修館高校 図書館(2008/1/13)
■■第22回:行田市 行田市児童センター(2008/1/13)
■■第21回:行田市 行田のおいしい水 古代蓮の雫(2007/12/7)
■■第20回:行田市 行田酉の市 百年祭(2007/11/1)
■■第19回:行田市 財団法人 忍郷友会(2007/9/8)
■■第18回:行田市 公園通り(バスターミナル〜さきたま古墳公園)(2007/6/30)
■■第17回:行田市 テクノ・ホルティ園芸専門学校(2006/10/9)
■■第4回:行田市・吹上町 お花見・水城公園・元荒川(2004/3/30)
■■第3回:行田市 浮き城・忍城・郷土博物館(2003/12/27)
■■第2回:行田市 古代蓮会館・古代蓮の里(2003/11/27)
■■第1回:行田市 将軍山古墳・さきたま古墳公園(2003/10/29)