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第8回:10月 乗り物酔いの対処(2004/9/29)
10月は行楽シーズンでお出かけになる機会も多いと思います。楽しいはずの旅行も、乗り物酔いがあると台無しです。 これは動揺病・加速度病といわれ、女性に多く2才頃から始まり小学生がピークで50才以上は減少します。当院外来にもこの季節には酔い止めの薬を希望される方が多数来院されます。
予防はまず振動と視覚の刺激を制限すること。即ち、バスでは振動の大きなタイヤの上の座席を避ける。飛行機は主翼近く、電車では進行方向を向いてなるべく遠くの風景をみる。読書・ゲームなど視線を下に向けない。等がポイントです。
次に体調を整えること。睡眠不足・厚着・空腹・満腹・便秘・ミカン(消化が悪い)は禁物です。 予防薬はかなり有効性が高く、薬を飲んだという安心感がその効果を強めます。乗車前30分を目安に服用して下さい。
生あくび・生つば・冷や汗が酔いの始まりです。気分が悪くなったらシートを倒し、衣服を緩め、窓を開け新鮮な空気を吸いましょう。吐き気は我慢せず嘔吐後うがいをしてさっぱりと。「内関(ないかん)」というツボ(手首の付け根から指2本分置いた中央のへこんだ所)を反対の親指で揉むと有効とされています。
特に子どもは、酔いやすいため、動き回ったり、頭を振ったりせず、シートベルトを締め正しい姿勢で深く座らせることが大切です。(これができれば苦労はしませんね。)
そして子どもの頃から、鉄棒・ブランコ・シーソー・滑り台等をして内耳を鍛えると酔い難くなります。つまり公園で沢山遊ばせるのが最高の処方箋なのです。
正しい対処法で乗り物酔いを防ぎ、楽しい旅行を満喫して下さい。 |