|
第7回: 9月 捻挫の応急処置(2004/9/1)
オリンピックで盛り上がった8月が終わり、スポーツ・運動会のシーズンです。 この季節は普段トレーニングをしていない人が急に運動をするため、捻挫、打撲等の外傷が急増します。
捻挫は軽症、骨折は重症といったイメージがありますが、これは一概に正しいとは言えません。骨折では再発は稀ですが、捻挫は甘くみて初期の対応を誤ると、クセになって悩まされることもあります。
その応急処置のキーワードは「RICE」です。 R…Rest 安静を保つ。これが一番重要です。 I…Icing 冷やして痛みや腫れを抑え内出血を減らす。氷水で一回15〜30分1日6〜8回しびれて感覚がなくなったら止めます。よく湿布を貼って来院する人がいますが冷却効果は期待できません。むしろ血行が良くなる物もあり要注意です。受傷後3日冷やして4日目から温めるのが原則です。
C…Compression 圧迫により物理的に止血し腫れを抑える。伸縮包帯・テーピング用テープを使い患部のみを強くしないのがポイントです。 E…Elevation 血液やリンパの流れを抑え腫れを防ぎ痛みを緩和する。心臓より上に上げる。脚は3日間挙上する。
入浴・飲酒・マッサージは厳禁です。予防には運動前後のストレッチングが大切です。普段からのトレーニングで筋力強化し関節柔軟性を高めておくことも重要です。一度起こしてしまったらくせになる前にテーピング・サポーターで患部を保護して下さい。手当てや予防法をしっかりマスターしてスポーツの秋を楽しんで下さい。 |