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第10回:12月 インフルエンザの予防接種(2004/12/1)
皆さんインフルエンザの予防接種はお済ですか?当院では昨年度約2500人の接種を行いましたが、残念ながら周辺市町村合わせて感染者の来院は100人を超えました。予防接種には65歳以上の健常者では約45%の発病と、約80%の死亡を阻止する効果があるという報告があります。つまり確実に予防は出来ないまでも、接種する価値は十分あると考えられます。又家族に未接種者がいるとウイルスが家庭内に持ち込まれて感染の機会が格段に高くなるため、家族全員での接種が望ましいとされています。気になる副反応は一般的に軽く、10〜20%で接種部位の発赤、腫れ、痛み、5〜10%で発熱、頭痛、さむけ、体のだるさなどがみられますが、いずれも2〜3日で消失します。ワクチンに対するアレルギー反応として湿疹などが数日見られることもまれにあります。又これは不活化ワクチンといって接種によってインフルエンザになることはありません。 極めてまれですが、死亡例の届け出もあります。統計上接種が関与した可能性があると認定された死亡事故は約2,500万接種あたり1件程度と推定されています。
インフルエンザの流行は例年12月下旬から3月上旬が中心です。予防接種の効果が現れるまで通常約2週間程度かかり、約5ヶ月間その効果が持続するとされています。以上のような点をよく理解した上で、未接種の方は12月上旬までには最寄の医療機関にお問い合わせ下さい。
インフルエンザの予防は栄養・睡眠・予防接種が三本柱です。折角予防接種を済ませても暴飲暴食・寝不足は禁物です。正しい知識で今年の冬を乗り切って下さい。 |