| 第3回: 5月 五月病について(2004/4/26) 五月病は医学用語ではなく、軽症うつ病が正式名称です。又新入生や新入職員だけがかかる訳ではなく、時期も五月だけではありません。うつ病は特殊な病気ではなく、自殺の最大危険因子であり、誰でも生涯一度は重いうつ状態になりうると言われています。
四月には新しい環境になれようと緊張し、また、歓迎会や研修等で忙しくしていた新入生や新入職員が、五月の連休明けぐらいから、厳しい受験からの解放・新しい環境への失望・目標の消失から軽症のうつ状態になりやすいと考えられます。真面目・内気・几帳面といった性格の人は要注意です。
その症状はまず@身体症状(疲れる・だるい・頭痛・腰痛・肩凝り)として現れる事が多く、その後 A睡眠障害(早朝覚醒・入眠障害) B摂食障害(食欲がない・美味しくない・過食)等が続きます。思考行動抑制(何もしたくない)・不安焦燥感(イライラ落着かない)
等で学校や会社を休むようなら重症の兆しです。 その対策として (1)ストレスの緩和(ハーブ・ストレッチ・音楽・マンガ等の活用)
(2)栄養補給(カルシュウム・マグネシュウム等ミネラルの摂取) (3)睡眠の確保 (4)行動療法(新たな目標の設定等) (5)投薬カウンセリング
等があります。 〈好きな音楽を聴きながら、マンガを読んで美味しいものを食べて寝てれば直る、となると医者は要りませんね。〉 大半は1,2ヵ月で自然に直るものですが、重症になる前にご家族や周囲の人たちが気づいてあげて下さい。 |