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コラム:健康快適生活塾 (株)スポーツフィールド 矢野史也さん
第16回: 痛みを緩和する逆モーション動作(2006/2/5) 厚生労働省研究班は、日本人の成人の4割強が、筋肉、関節、骨の痛みがあると推計しています。4200万人が痛みを感じ、910万人が生活に支障を感じているそうです。痛みとまではいかなくても、違和感がある程度の人を加えれば想像を絶するような数になるのかもしれません。 動作テスト 身体の要である腰のバランスを整えることで、身体全体のバランスが良くなります。今回は、簡単なバランスを整える方法を紹介しますので是非試してみてください。最初に、動作テストを行います。つま先を前に向けて腰幅で立った姿勢から、 (1)前屈と後屈の比較 (2)横曲げ動作左右の比較 (3)捻り動作左右の比較 を行います。ただし、動作方法が大切なので、次の原則を必ず守ってください。 逆モーションでバランス修正 (1)常に呼気にあわせて動く。 (2)動きを味わうようにゆっくりと動作する。(弾みをつけた動作や速い動作は厳禁) (3)頑張って無理な動作をしない。(柔軟テストではないので頑張ってはいけません) (4)前屈はかかと重心、後屈はつま先重心、横曲げは曲げる方向と逆足に重心、捻り動作は捻り方向に重心をおきます。 このような原則を守って、セットになっている2方向の動作(前後の動き、左右の動き)を比較し、「動いて気持ちが良い」「痛みや違和感がある」など前後差や左右差を自分の感覚でとらえます。限界まで頑張ると全ての動作がつらくなるので注意してください。やわらかいとか硬いという比較ではなく、「気持ちよいか、不快か」を比較します。2方向のどちらも気持ちよければバランスはOKです。どちらも不快感があればその動作は行いません。2方向のどちらか一方で窮屈や不快感がある場合は、楽に動けた方向のみを、テスト動作同様ゆっくりと気持ちよく動きます。息を吐きながら動き、一番気持ちよいところで4秒間くらい静止し、気持ちよさを味わいます。その後一息入れて、息を吐きながらゆっくりと元の姿勢に戻ります。1回動作したら2呼吸は休み、それを2〜3回繰り返したあとで、窮屈と感じた動作をもう一度行ってみてください。窮屈感や不快感が和らいでいればバランスが良い方向に変化したことになります。
これまでの健康快適生活塾
■■第6回: 水中散歩(2004/10/13)
■■第1回:こつこつ貯筋を(2004/1/27)