| 銅人形の童(わらべ)たちが遊ぶ街 |
今回の童 ものうり「とうがらし」 |
| ■■童(わらべ)の記憶 |
| 行田市の中心を走る国道125号線。市役所前から860メートルを電線類地中化整備事業に伴い、53基の櫓(やぐら)が建ちました。
櫓の上では、銅人形の童たちが今も昔ながらの遊びに興じています。活き活きした童たちの姿に、きっと、思い出の中に沈んでいた何かを思い出します。童たちを見ながらのんびり歩いてみてはいかがですか。
【作者 赤川政由先生のホームページ】http://www.asahi-net.or.jp/~pj4m-akgw/
>>童の名称・地図印刷 |
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| 駐車: 産業文化会館・体育館駐車場にいつでも駐車できます。 |
| ●櫓(やぐら)の上のお友達 |
| 屋根つきの櫓の上には童たちと共に十二支のお友達がいます。いまでは、なじみが薄い十二支ですが、昔の童たちには欠かせないもの!?ですね。 |
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| ●行田物語 |
| 童たちに混じって、古墳時代から現代までの行田のトピックをつづった行田物語があります。是非、行田の歴史に軽く触れてみてください。興味をもったら、郷土博物館へGO!! |
| (1) | 徳川幕府を支えたのは忍城主 |
| (2) | 戦国のヒロイン甲斐姫 |
| (3) | 忍城新城下町「浮き城の街・行田」 |
| (4) | ”足袋の行田か、行田の足袋か 忍の行田は足袋でもつ” |
| (5) | 国宝金錯銘鉄剣と古代蓮のロマン」 |
| (6) | 知将石田光成の水攻めにも屈せぬ 天下の浮き城 |
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戦国時代に水攻めされた城は3つありました。その中で、唯一、落城しなかったのが忍城でした。凄いですね!! |
| ●わらべ人形制作秘話・・わらべは40体あった
わらべの創作話を作り始めて、最近、わらべの作者の赤川先生に初めてメールをしました。そして、すぐにお返事を頂きました。ありがとうございます。 お返事の中で、赤川先生が明かされたこと、「わらべ」は実際には40体作られたそうです。行田の街には、39体設置されていますが、残りの1体はアメリカのサンタフェにあります。「サンタフェ・チルドレンミュージアム」というところに寄贈・設置されて、「亀の庭」で亀を眺めて暮らしています。「ジャパニーズボーイ」としてかわいがられているそうです。
是非、古代蓮タウンに掲載したいものです。 |
| ●わらべ人形作者・・制作時の想い(作者ホームページ作品紹介より抜粋)
「39体もの像を一度に制作したのは初めてで、構想から完成までに2年近くもかかりました。製作にかかっている時はいつも「これで死んでもかまわない」ぐらいの気持で行うのですが、このときはホント、大変でした。
自分の作品の中でも「和」の雰囲気のものは珍しく、そういう意味では新境地だったかも知れません。自分達の街の歴史を大切にしつつ、美しい街並み作りに励む行田の人々との、いわば共作といえるでしょう。
1998年」 |
| 今回の童 |
| ■■第40回 29 ものうり「とうがらし」の童 赤川政由作 (2006/12/5) |
ものうり「とうがらし」の童 |
ものうり「とうがらし」の童 創作話 唐沢 実作
父は薬売りの行商のおじさんと火鉢に当たり、楽しそうにしていた。
「そうか、この町は昼間でも結構家に人がいるんだ……確かに、そうかな」 「ええ、どこの通りもミシンの音が聞こえて人の気配を感じる。いい町ですよ」
「きっと行商にはもってこいの町なんだね……だから、よく来るんだ」 「へへへ」 わらべも一緒に火鉢に当たり、感心したり目を丸くしたりしていた。
ぽかぽかと暖かい穏やかな昼下がり、行商のおじさんがガラス戸を開けて顔をのぞかせた。 「こんにちは、旦那さん。唐がらし、いりませんか?」 「唐がらしか、初めてだね。ちょうど切らしてるかな? もらおうか、入って、入って」
父もわらべも愛想よく土間に入るおじさんの腰の道具に、目が釘付けになった。 「それ、唐がらし売りの道具? 驚いたね、唐がらしの形をしてるんだ」
「ええ、そうです。これを肩から掛けて”とんとん唐がらし、ひりひりとからいが山椒の粉、すはすは辛いが胡椒の粉、七味唐がらし”とかけ声するんです。江戸時代からですよ」
おじさんはいかにも大事そうにとうがらしをなでた。 「へぇ、江戸時代からか……すごいね」 父もわらべも土間の上がり端に置かれた、大きな唐がらしを興味深くのぞき込んだ。 「とんとん唐がらし、ひりひり……」
おじさんが唐がらしをこしらえる合間に、わらべはかけ声を教えてもらい練習した。とうがらし売りのかけ声は調子が良くて、すぐに覚えて上手にかけ声できた。おじさんは父からお金を受け取り、道具を片付けると、わらべをうれしそうに眺めた。
「ぼっちゃん、道具を使ってかけ声してみる?」 「いいの? 道具を使っていいの? うん、やる!」 わらべは大喜びで大きな唐がらしを肩に掛けて、しっかり小脇に抱えた。
「気をつけるんだよ。大事な商売道具だからね。……似合うね。かわいい売り子さんだ」 「大丈夫だよ……似合う?」 わらべは通りに出て、ゆっくり大きな声でかけ声した。
「とんとん唐がらし、ひりひり……」 透き通るかけ声は街に響き、あちこちの家の戸が開いて人影が見えた。八百屋のおじさんや乾物屋のおばさんが顔を見合わせて手招きした。さっそく唐がらし売りのおじさんは飛んでいった。本物の道具で本当のかけ声をする、わらべは気持ちよかった。わらべは天に届けとばかりかけ声して、おじさんの後を追った。
※これは古代蓮タウンの創作話です。
 「昭和の子供たちに会える街 わらべ人形通り」
1,155円(税込み)は次の書店でご購入いただけます。 ●東京の有名書店 ジュンク堂新宿店、ジュンク堂池袋店、三省堂神保町本店、ブックファースト新宿店 ●行田市内の書店 浮き城市の川島書店、宮脇書店、古代蓮の里
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